~エルメスの素材について~トリヨンクレマンス・トゴ・ヴォ―エプソン

 

 

ほとんどの方が一度は目にしたこと、また耳にしたことがあるであろうブランド「HERMES」。

 

 

今回は、そんなHERMESで使われている素材の違いについてまとめていきます。

エルメスについて、今は、あまり詳しくない方も、このブログを読んでエルメスを知るきっかけになってもらえればと思います。

 

●トリヨンクレマンス●

トリヨンクレマンスは、雄牛のレザーで、柔らかく、傷擦れに強く、耐久性にも優れています。使えば使うほど、馴染む素材です。年式によって、表面のしわに変化があります。

 

□G刻(2003年製)トリヨンクレマンス

X刻(2016年製)トリヨンクレマンス
表面のしわの違い、お気づきになられましたか?
分かりにくいかもしれませんが、2003年のもの(写真上段)は少ししわが大きめですが、2016年のもの(写真下段)は、少しだけしわが小さくなっています。
革は、全て同じではないので、こうした違いが出てきます。
●トゴ●
2つ目にご紹介するのは、「トゴ」という素材です。トゴは、雄の仔牛のレザーでできています。バーキンをはじめとしたバッグから財布や小物に使用されており、エトゥープのような上品なカラーと相性が良い素材と言われています。
□E(2001年製)トゴ
C刻(2018年製)トゴ
若干ですが、2001年製のもの(写真上段)が盛り上がっているように見えませんか?
製造された年代によって違いが出ることもあるのです。。
●ヴォ―エプソン●
最後にご紹介するのは、「ヴォ―エプソン」。ヴォ―エプソンは、雄仔牛の皮で細かく型押しされています。非常にしっかりとした素材です。
□J刻(2006年製)ヴォ―エプソン
□H刻(2004年製)トリヨンクレマンス
上記の写真の違いですが、どちらも同じ、ブルージーンというカラーなのに、素材が違うことで、こんなにも色の入り方が違って見えます。
いかがでしたか?
エルメスの素材の違いについてご理解いただけましたでしょうか。
弊社も多数のHELMES商品をお取り扱いしておりますので、下記リンクより是非、ご覧下さいませ。

 

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