香水に持続時間の違いがある!?

 

皆様、こんにちは。

だんだんと暖かくなって春を感じるようになってきました。今年は桜の開花も早いようで、京都ではすでに桜の開花が宣言され1953年の統計開始以来最も早い開花を更新したようです。

緊急事態宣言も解除となり、外出する機会も増えてきたのではないでしょうか?そして、外出時やデートの時には香水を付けていくという方もいらっしゃるかと思います。男性・女性を問わず、いい匂いのする人って素敵ですよね。

好印象を与えるためにも香水はおすすめですが、香水と一言に言ってもたくさんの種類があり、種類によって匂いの濃さ(濃度)や持続時間も違うって知ってました?

今回はそんな香水を種類ごとにまとめていきます。

 

~種類と特徴~

香水は、日本語では「香水」のという一つの呼び名しかがありませんが、フランスでは、「パルファム」や「オードトワレ」、「オーデコロン」などと呼び分けられています。

  • Parfum(P) パルファム

《特徴》

濃度:15%~30%、持続時間:5時間~12時間

まずいちばんエタノール濃度が高く高額な「パルファム」――これはフランス語でまさに「香水」という意味であり、本来「香水」と言えば、このレベルのモノのみを指しました。そのため「パルファム」を香水の基準と覚えておきましょう。また、匂いが強いのでレストラン(特に繊細な香りを楽しむ和食店など)や病院、お葬式では使用を控えるほうが良いでしょうね。

 

 

  • Eau de Parfum(EDP) オーデパルファム

 

《特徴》

濃度:10%~15%、持続時間:5時間~12時間

「オーデパルファム」の「オーデ」(Eau de)とはどのような意味なのでしょうか――「オーデ」とは「水の」という意味です。つまり、一番濃度の濃いパルファムよりも水で濃度が薄まっている、というイメージなのです。

「オーデ」と付けば水っぽい感じと捉えれば分かりやすいですね。

 

 

  • Eau de Toilette(EDT) オードトワレ

 

《特徴》

濃度:5%~10%、持続時間:2時間~5時間

「オードトワレ」もまた、「水のトワレ」という意味であることが推測できます。フランス語で「トワレ」(Toilette)とは「化粧、身づくろい」という意味。そのためオードトワレとは、直訳すると「化粧水」となります。ですが、化粧水といっても洗顔後に顔につける化粧水とは異なりますので、「オーデトワレ」を化粧水としてご使用にならないように注意しましょう。

そのため、本来の香水である「パルファム」が名前につく種類よりもさらに水っぽく、より軽い感覚で付けられるのが「オーデトワレ」です。

 

  • Eau de Cologne(EDC) オーデコロン

特徴

濃度:1%~5%、持続時間:1時間~2時間

最後に「オーデコロン(Eau de Cologne)」の「コロン」とは、どのような意味でしょうか。意外にもコロンとは、ドイツの都市「ケルン」を指します。つまりオーデコロンとは「ケルンの水」(ケルン水とも呼ばれる)という意味です。

「ケルンの水」=「オーデコロン」は世界最古の香水とも呼ばれており、ケルンに移住していたイタリア人調香師が1709年に製造したことからケルン市は、オーデコロン発祥の地として有名です。

オーデコロンは、香りが軽く爽やかに香る程度。そのため香りをしっかりとつける香水とは違い、リフレッシュしたい時やシャワーの後などにつける香りづけ、という感覚で使用できます。

 

 

いかがでしたか?

今後の香水選びの参考になれば幸いです。

 

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