ブランド品の偽物にご注意!~エルメスバッグ編~
近年、ハイブランドのバッグ等のコピー品が、数多く出回っております。
まるで、本物かのような巧妙なつくりでできている為、鑑定員でも判断が難しいこともあります。
今回は、そういったコピー品を購入しない為にも大事な「刻印」について触れていきたいと思います。
第一弾は「HELMES」編です。
①バーキン
エルメスと言えば、「バーキン」と言っても過言ではないでしょう。
ですが、バーキンのコピー品が中でも多く、精巧につくられたものまで出てきている為、本物との判断がつきにくくなっています。
赤丸で囲ってある※1クロア付近に刻印があります。比較的見つけやすいかもしれません。
※1:クロアとは、フラップ(蓋)状になっている留め具のことをいいます。
クロアは、下記画像の赤丸部分です。
クロアを外していくと、、
刻印がありました。
この画像から、「□E」刻印、2001年製造品であることが分かりました。
バーキンは、比較的、刻印が見つけやすいかもしれません。。
②ガーデンパーティ
続いては、ガーデンパーティです。
沢山の収納ができるガーデンパーティ「PM」サイズですと、ビジネスシーンでも大いに活躍してくれます。
また、ガーデンパーティで、一番小さいサイズの「TTPM」は、カジュアルなシーンにもお使いいただけること間違いなしです。
それでは、早速、刻印を探していきましょう!
赤丸付近の、内側をよく見てみると、、
刻印がありました!
こちらも比較的見つけやすいです。
上記、画像から「D」刻印、2019年製造品であることが分かりました。
③ピコタンロック
こちらも、大人気商品の「ピコタンロック」。
ふんわりとしたフォルムが、女性らしさをより引き出してくれそうですね。
そんな、ピコタンの刻印はどこに、、
赤丸で囲ってある部分の内側に刻印があります。
それを踏まえて、下記画像を見ていきましょう。
刻印がありました。
少し、見えにくいかもしれませんが、「□P」刻印であることが分かります。
このことから、2012年に作られたものであると判断できます。
④エヴリン
こちらも、不動の人気商品です。普段使いに使用される方が多く、シンプルなデザインですので、カジュアルなコーディネートに合わせるのもいいですね。
さて、エヴリンの刻印はどこに、、
上記画像の赤丸部分をめくってみると、、
ありました。
上記の写真から、「□P」刻印であることが分かります。
2012年に製造されたことが判断できます。
⑤ボリード
世界で初めて、ファスナーを採用したバッグ、「ボリード」。
何とも言えない、このフォルム。。たまりません。
現在では、こういった形のバッグがたくさんありますが、やはりこの形といえば、「ボリード」でしょう。
赤丸で囲ってある部分をご覧ください。この裏に刻印があります。
この画像から、「□J」刻印、2006年に製造されたものであることが分かります。
今回ご紹介したのは、比較的、刻印の場所が分かりやすいものばかりです。
次回は、実際にコピー品として販売されていたものと、本物の違いについてまとめてみようと思います。